「ボトルネックになっている水分測定工程を時短・省人化して、生産性を向上したい」というお声は年々強くなっていると感じます。
こうした課題に対して近赤外水分計が解決手段として選ばれてきました。
本記事では選定とデモ検証までの流れをご説明いたします。
メリット
ケツトが選ばれる理由
ハンディ
手に持って移動しながら非接触測定
KJT-130
卓上
シャーレで、ポリ袋のまま、瓶のままで測定
KB-230
インライン
連続で流れてくるサンプルを常時測定
KB-30
近赤外水分計はサンプルごとにデータ取りが必須です。
1.サンプル準備
水分の異なるサンプルを、5段階以上ご用意ください。
乾燥工程の途中で取り出す、湿潤させる等で水分違いのサンプルを準備します。
2.近赤外水分計で各サンプルを測定
用意したサンプルを近赤外水分計で測定し、「吸光度」のデータを取ります。
実務で測定したい条件になるべく合わせて測定してください。(ポリ袋のまま測定、ライン上での測定など)
※吸光度とは近赤外光の吸収度合いを指標化した数値です。
3.基準値となる水分値を測定
用意したサンプルの実測値を測ります。
乾燥法や赤外線水分計など、お客様の現行の測定方法で値付けしてください。
4.自動計算で作成した検量線で、精度を検証
ソフト上でデータを入力して、計算ボタンを押すと検量線の作成が完了します。
※データのイメージ
No. | サンプル | 吸光度 | 実測値 |
1 | A-1回目 | 0.501 |
10.0% |
2 | A-2回目 | 0.500 | 10.0% |
3 | A-3回目 | 0.499 | 10.0% |
4 |
B-1回目 |
0.650 | 12.5% |
︙ | ︙ | ︙ | ︙ |
︙ | C | 0.800 | 15.0% |
︙ | D | 0.950 | 17.5% |
15 | E | 1.200 | 20.0% |
※吸光度と実測値の相関イメージ
きれいな相関の取れた検量線ができあがったら完了です。
他サンプルを測定し、お客様にとって必要な精度が出ているか検証します。
(5.インライン型は配線など設置条件の確認)
ライン上に設置する場合は、入出力の配線など設置条件の確認をしていただきます。
フォームが表示されるまでしばらくお待ち下さい。
恐れ入りますが、しばらくお待ちいただいてもフォームが表示されない場合は、こちらまでお問い合わせください。