「点検」と「校正」の違い

測定器は購入して終わりではなく、定期的なメンテナンスが重要になります。動いているからといって、長期間メンテナンスなし、精度確認なしで運用してしまうと、測定値のズレに気づかないまま使い続けてしまう可能性があります。リスクを抑えて、長く安心してお使いいただくために、弊社では定期的な点検・校正を推奨しております。

※頻度はお客様の社内管理規定や、お取引先様からの要求事項に準じてご判断ください。(1年に1回実施されるお客様が多いです。)

点検と校正の違い


点検は性能の維持のために部品交換や補修・清掃を行う作業です。

センサーの摩耗・断線/粉塵による汚損/表示部の消耗/モーター劣化/etc...

測定器を日々使用していただくと、様々な要因により、劣化・性能低下は発生します。正しく使用・清掃いただくとともに、定期的なメーカー点検をおすすめします。

 

校正とは測定値の正確性・信頼性の確認のために基準値と比較する作業です。

基準物質(分銅など)を測定し、基準値と測定値の差を比較し、合格基準(ケツトの製品仕様)を満たすかどうかを確かめます。

弊社では校正証明書・校正成績書・トレーサビリティ体系図の3点1式を発行しております。校正書類が必要な場合は、かならず「校正依頼」とご依頼ください。

 


校正証明書の有効期限は?


弊社が発行している校正書類には、有効期限は存在しません。

発行日における合否等を記した書類であり、「◯年間の測定値を保証する」といった意味合いは持ちません。

 

基本的には、お客様の社内規定やお取引先様からの要求事項に準じてご判断いただくものになります。

規定内に「1年以内に校正をとった計測器を使用すること」といった文言が表記されているかと思われます。

 

※弊社校正成績書内には、「弊社所有の基準測定機の校正有効期限」について記載されておりますが、これは弊社内での管理について記載したもので、書類自体の有効期限とは関係がありません。

お問い合わせはこちら

※ご使用中の機器の 「型式」、「シリアル番号」、「ご依頼内容(症状)」 をご記載ください。

フォームが表示されるまでしばらくお待ち下さい。

恐れ入りますが、しばらくお待ちいただいてもフォームが表示されない場合は、こちらまでお問い合わせください。